一切経から読み取れる念佛宗の思想

一切経から読み取れる念佛宗の思想

一切経という経典があります。

大蔵経ともよばれ、これは仏教聖典の総称です。

一切経はその内部が大きく三部に分かれており、経蔵・律蔵・論蔵といいます。

経蔵とは釈尊の教えが書かれてあり、律蔵には教団の規則が、論蔵には教義の附則説明が書かれています。

仏教の経典とは基本的に釈迦が言われた事をまとめた物なのですが、如何せん弟子達による口伝であり、はっきりと釈迦が説かれた教義であると示す証拠が無い為に、アジアを中心に多くの経が存在します。

その経をまとめたのがこの一切経という聖典です。

近年新しく生まれた念佛宗という宗派はこの一切経を基本の聖典としてるようです。

私は大学で仏教史学というちょっと変わった学問を勉強していたのですが、とにかく事ある度にこの一切経の漢訳を開いていたのを思い出します。

漢文である上に、仏教用語で埋め尽くされたものを必死になって日本語に訳すのは本当にくたびれたものです。

つい先日、たまたま念佛宗の情報を見た時に一切経という文字を見てふと思い出したんですが、大学時代の事が蘇って微笑ってしまいました。

念佛宗って全然知らなかったんですが、これを機にちょっと調べてみようかな。